厳しさを増す地方自治体財政
地方自治体の財政状態は、扶助費の増大、地方交付税の減少、環境問題・子育て支援等の行政ニーズの多様
化、さらには景気悪化による税収不足により、ますます厳しさを増しています。また、戦後から高度経済成長期
にかけて大量に整備された公営住宅、上下水道、道路、そして市庁舎等の公的ストック・公共施設の多くが更新
時期を迎え、地方自治体の財政負担はなお一層重くなってくると考えられます。
一方、地方公共団体の財政の健全化に関する法律(地方財政健全化法)によって、自治体財政における資産・
債務改革、公営企業の経営改善が迫られており、今後益々公共財(下水道や病院等)の赤字事業(隠れ債務)が
浮き彫りにされてくるものと考えられます。地方財政健全化法は2009年4月1日より施行され、健全化判断比率
等により再生が必要と判断された場合には、自治体の財政に国等の関与が行われ、自由度を失うことになるた
め、自治体の財政問題はまさしく「待った無し」の状況にあります。
ストラクチャード・ファイナンスのノウハウの蓄積を生かし、
資産流動化手法を使った新しい金融ソリューションの提供を目指します
このような環境下、当社グループは、資産流動化事業におけるアレンジャーとしての実績とノウハウ、投資
家・金融機関とのネットワーク、社外有識者のネットワーク、さらには公会計コンサルティングを行う子会社
潟pブリック・マネジメント・コンサルティングの
ノウハウと営業網を生かし、いち早く公共財に対するファイナンス事業を立ち上げました。
2009年6月に公共ファイナンスおよびPPP(Public Private Partnership:公民連携) に係る調査・研究、
コンサルティングを行う褐共ファイナンス研究所、
及び公共財に関するアセットマネジメント事業を行う褐共財アセットマネジメントを設立しております。
これらのFGIグループ4社により、公会計コンサルティングをはじめ、
財政健全化のための自治体・公営企業の資産流動化や、
PPP(Public Private Partnership:公民連携)などの手法の提案及び公共財ファイナンス関連の情報提供、
さらには資産流動化ファイナンスのアレンジメント及び投資ビークルに対するアセットマネジメントを行うことにより、
地方自治体の財政健全化への取組みをトータルでサポートしてまいります。