当社グループは、金融業、とくにインベストバンキングを標榜して業務を展開して参りました。
“金融業とは何か”ということを考えてみると、元来、金融業というのは実業、つまり
物を作る、組み立てる、あるいは流通させるといったことを行う企業に対して利便性を図ったり、
投融資などにより成長を支援するために金融業はあったはずであります。
しかしながら、リーマンショックの世界的危機から立ち直れていない中で欧州における財政危機が深刻化している昨今の情勢においては、
まさにマーケットにおけるリスクが顕在化してきていると考えております。
当社グループは近年、借入金、不良債権を極小化させ、そして自己資本も6年くらい前の水準に戻り、
純資産約50億円の会社となりました。ここからもう一度スタートをきるにあたりどの方向に進めばいいのかを考えた結果、
まさにそのマーケットに頼らない、金融の本来の役割である企業を育てるということ、
つまり地道に、ひとつずつ企業を発掘し、それを育てていくという極当たり前の金融業としての行動をとっていく、
というシンプルな結論に至りました。当社グループが支援させていただいている企業あるいは、
今後支援させていただく予定である会社の中には、非常に成長力、潜在能力を秘めた会社がたくさんあります。
このような会社に当社グループが少しでも経営に携わるということをやっていけば、
必ずその会社の成長と同時に当社グループも成長していくと考えております。
今後、金融の本分に対して真っ向勝負することが本当にできるかどうかが結果としてでてくると思います。
この企業を育てるということに関して、役職員一同、全力をもって邁進して参ります。
フィンテック グローバル株式会社
代表取締役社長 玉井 信光