■基本方針
当社のコーポレートアイデンティティは「すべての産業界へ革新的なストラクチャードファイナンスの効用を浸透させる」であります。
ブティック型インベストメントバンクとして、金融環境の変化に応じた先端的・革新的な金融商品や「仕組み」を作り、多様化する顧客のファイナンス・ニーズに対応するとともに、保険・保証の仕組みを活用したリスクヘッジや信用補完を提供することで、顧客の財務メリットの最大化を実現することが当社のコア・コンピタンスであると考えております。
1.コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、経営の透明度がガバナンスにおいて有効であると考え、金融商品取引法等の関連法令及び証券取引所の定める適時開示規則等の諸規則に基づく事項のみならずステークホルダーにとって有用な情報を、IRを通じて適時、財務状況、経営状況、経営成績、リスク要因、コーポレート・ガバナンスの確保のための諸制度などの経営情報を市場・株主・従業員へ向けて積極的に開示していきたいと考えております。
当社は経営の透明度及びコンプライアンスという観点で常に経営を監視しつつ、株式会社の目的の一つである適正な利潤の追求と株主の皆様に対し長期的な企業価値の増大と還元を実現するため、業務執行における経営判断の「質」と「スピード」を重視したコーポレート・ガバナンスの整備に努めております。
2.会社の機関の内容
当社は監査役制度を採用しております。
取締役会は、取締役6名で構成されております。原則として毎月1回定例取締役会を、必要に応じて適宜臨時取締役会を開催して、会社の重要事項について意思決定するとともに重要事項の報告がなされます。取締役会には監査役も出席の上、適切な経営判断がなされているかの監視が行われております。
監査役会は監査役3名で構成され、うち2名が社外監査役となっております。監査役会は毎月1回開催され、各監査役は常に独立的な立場から取締役の職務の執行状況を把握し、監査役会が定めた監査の方針、監査計画等に従い、取締役の業務執行の適法性について監査しております。また、会計監査人や内部監査室と定期的に情報交換を行い、連携することにより実効的な監視体制を整えております。
その他、当社では透明性の高い経営、機動的な経営を実現するため「経営会議」を重要な機能として考えております。2009年9月期においては11回開催しており、取締役及び関連する部門の責任者や担当者が参加し、業務や経営に関する重要な案件を議論、協議、報告する場と位置づけております。また、社外有識者を招聘したリスクマネジメント・コンプライアンス委員会を毎月1回開催し、当社におけるコンプライアンスに関するアドバイザリーボードとして機能を果たしております。
3.リスク管理体制の整備の状況
当社のリスク管理を目的として、リスク管理規程、リスク管理方針及び災害対策規程を制定・施行しており、リスクの種類に応じて担当する(本)部門がリスク管理を行うとともにそのリスクを全社的に管理する体制を整備しております。また、営業案件に関する審査に関しては、平成21年12月より一定要件にあてはまるものに対する審議決裁機関として案件審査会を設置しており、各執行部門責任者の有機的な連携の下で協議決裁を行うことで、各案件のリスクをより多面的・重層的に分析し対策を施しております。
なお、企業経営及び日常業務に関しては、全社的な法務リスク管理体制の強化のため、弁護士事務所と顧問契約を締結し、様々な参考意見や助言などの指導を適宜受けられる体制を設けております。
また、投資銀行本部においてストラクチャードファイナンス案件組成時には案件ごとに、ドキュメンテーションのリーガルチェックを受けております。
4.内部監査及び監査役監査の状況
内部監査は、社長直轄の内部監査室専属の内部監査担当者1名が担当しており、当社及び重要なグループ会社を対象に業務監査を実施しております。各業務部門に内包されるリスクを明らかにし、リスク軽減のために業務の改善及び法令順守体制の構築支援等を主たる目的として活動しております。監査結果は社長及び監査役、関係先へ示達され、是正処置へ向けたフォローがなされております。
監査役会は、毎月監査役監査を実施し、取締役会において適宜必要な課題を提起するとともに、そのフォローを行っております。
5.内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携
(1)監査役と内部監査部門の連携状況
監査役は、会社の業務および財産の状況の調査その他の監査職務の執行にあたり、内部監査部門と緊密な連携を保ち、内部監査室の実施する監査毎に報告を受けております。
(2)監査役と会計監査人の連携状況
監査役は、会計監査人から四半期ごとに報告を受けるなど、緊密な連携を保ち、必要に応じて会計監査人の往査及び監査講評への立会いを行うなど、積極的に意見及び情報の交換を行っております。